
HDR制作ワークフローを正しい色表示でサポート
近年、動画配信や放送で導入が進むHDR(ハイダイナミックレンジ)は、被写体の明暗の幅(ダイナミックレンジ)を広く捉えることで、人間の目で見たようなリアルな見え方を再現できる表示技術です。
HDR表示対応のColorEdge シリーズは、撮影、編集・画像処理からカラーグレーディングにいたるワークフロー全体を正しい色表示で力強くサポートします。

カラーグレーディングに
EIZO初のHDRリファレンスモニター ColorEdge PROMINENCE CG3145-BSは、カラーグレーディング作業に必要な高輝度・高コントラスト比を実現。さらに、放送向けのHDR「Hybrid Log Gamma方式」、配信・映画制作向けのHDR「PQ方式」を含むさまざまな規格のガンマに適応しているため、幅広いジャンルのコンテンツを確認・評価できます。

編集・制作工程に
ColorEdge CG319X、CG279Xは、HDR PQ方式、HLG方式の両方に対応したHDRシリーズです。画面輝度は300cd/m2ながら、HDRプレビュー確認を行えるため、制作段階から仕上がりの色イメージを正確に把握できます。

放送・報道の編集工程に
FlexScan EV2785-HLは、HDR HLG方式に対応した特別仕様の4K液晶モニターです。4K/8K放送の基準となるBT.2020に準拠したSDR/HDRカラーモードを搭載し、番組編集のプレビュー確認に有効です。

プロジェクトごとの色基準に沿って制作・編集ができる
ColorEdge CGシリーズは、デジタルシネマに用いられる規格、DCI-P3をほぼ忠実に再現。
さらに、EBU、Rec.709、SMPTE-C、DCIなどの放送現場で用いられる代表的な放送規格を再現するモードも搭載しています。
また、4Kモデルは次世代UHD放送の新基準となるRec.2020カラーモードも搭載しており、UHDコンテンツの確認・編集作業にも最適です。
前面に配置されたボタンで簡単にモード切替えできるので、最終成果物の見え方をリファレンスしながら作業できます。
- CG2730-Z、CG2420-Zを除く


充実の映像制作向け専用機能
暗所での作業が多い映像制作の現場では「黒色」の表現が重要です。
ColorEdge CGシリーズは、高コントラスト比で液晶パネルの白浮きを抑えた深い「黒」の表現に優れています。
また、暗所で見えやすいLED前面ボタンや、I/P変換対応、3D-LUTの搭載※など、制作からリファレンスまでのワークフローを支える専用機能を備えています。
※ CG2730-Z、CG2420-Zを除く
複数台のColorEdgeを遠隔でかんたんに管理できる
複数台のモニターをお使いの法人様の場合、モニター1台1台のキャリブレーションは時間も手間もかかる大変な作業です。
ColorNavigator Networkを使うことで、サーバーを経由して、複数の制作現場にあるColorEdgeを1台の管理者のパソコンから遠隔運用することができます。
